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なんて、恐ろしい子供ッスか!?
拳に込められた殺意を感じたッスよ!!!?
ヒェェェっっ!!!とガタガタ震える図体デカいトナカイに、同じく部屋の隅っこに避難し、ガクガクと震える小人サンタ‥
そして、ソレを冷ややかな目で眺める岬。
-だが、サンタは諦めなかった。サンタの誇りにかけて…
”お…っ 俺は… 俺はサンタだっっ!!!”
「知ってる。さっきから何度も聞いた」
さらに冷ややさが増す岬…
”うぐっ!”
『……サンタ… 小人種族のくせに何でそこまで…』
”俺は小人だ… お前たち、巨人族からしたら俺たちゃぁ、力も強くない!
けどな…
そんな俺にも一族の名にかけてサンタという誇りがあんだよ!”
『サンタ…』
え?なに、このくっさい芝居…
どうでもいいから早く出て行ってくれ
岬は切実に願うばかりだった。
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