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岬が頭を抱えたそのとき…
-ピンポーン…
またもや来訪者。
岬は疲れた顔で確認もせずドアを開けた‥
「……………」
《…………》
パタン・・・
-デジャヴ?
《開けて下さいませんかねぇ?こっちは、はるばる雪国から出向いて、国王という俺が自ら出向いてやったのに…? 追い返すんだ?へ、そう… ふぅん? ドア壊してもいいなら、そのままでもいいよ?》
金の冠、立派な衣裳… そして、銀髪ピアスにちょっと毒舌な……
ふ……ふ、りょぉぉぉ?!シフォンの不良バージョン!?え!?というより、シフォン本人じゃないのか?!
-ドォォォン!!!
な゙…っ ほ、本当に破壊しやがった…っ!?
勢いよくドアが吹っ飛んだと思えば、砂埃とともに現れたのは…
黒いサングラス、煙草をくわえ、骸骨などのモチーフの指輪やチョーカーをじゃらじゃら付け…
すぱーっ!煙草の煙を岬に吐き、黒のサングラス越しに岬を下から上まで眺め見る
-が、岬はショックが大きかったのか、全く微動だにしない。
シフォンが…
シフォンが不良の国王様ぁぁぁ!!!?
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