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「シフォンが… サングラスかけたシフォンが煙草吸って、金属バット振り回して… ヒクッッ」
「…………俺は、どうコメントしたらいいんですかね」
というシフォンの口元はヒクついている。
「二足歩行のトナカイっスか!?また、凄い夢見たッスねー;」
ノクスは苦笑する
「…………」
岬が微動だにしないことに気づいたシフォンは抱きついてる岬を少し離し、顔を覗き込むと静かな寝息を立てていた。
「…………はぁ・・」
口から出るのは溜め息。
「まったく、人の気も知らないで… 」
僅かに身じろぎする岬を抱え上げると、ベッドに寝かせた
-本当に…
「うちの室長は困った人ですね… 」
教室でいきなり倒れたと聞いたとき、どれほど心配したことか・・・
ま、
「たまには、こうやって甘えてほしいものですが」
無意識にシフォンの服を掴んだまま離さない岬に苦笑を浮かべた。
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