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――‥ 翌朝、
「んーっ… あれ?」
岬は目を覚ました。
「あ、室長!もう大丈夫なんですか?」
「まったくだ」
「え?何が??っていうか、僕はいつ寝たんだ!?」
混乱する岬に川島は呆れ顔を向ける
「熱が出たんだ。しかも、39度の高熱で教室でぶっ倒れたんだ、お前」
「え?あ、そうか… っということはあれは全て夢だったのか!!!」
なぜか嬉しそうな表情をする岬、見渡せば部屋は綺麗… まったくもって荒らされた傾向はなし。
やはり、あれは全て夢だったんだ!!そうか!熱が高かったせいで僕はあんな変な夢を…
岬は歓喜に思わず涙が出る‥
「…………」
「…………」
それを見た二人は顔を見合わせた。
「おい、熱下がったんじゃないのか?まさか熱が上がったんじゃ……普段のあいつからして、明らかおかしいぞ」
「やっぱり、あのぐーたら教師が飲ませた薬が…!?」
二人は決意した。
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