2.『まじない』と『呪い』は紙一重 -

4/27
前へ
/82ページ
次へ
「え?怒られたくないんでしょう?でしたら、抹殺が一番手っ取り早いじゃないですか」 「やめてーっ(泣)」 「君が心配しなくても大丈夫ですよ…」 「霧島くん‥」 「そういったことは僕の得意分野なので。特に隠蔽とか。」 「だ、だめーーっっ!!!殺しちゃだめなのっっ!!」 『…あの二人、まったく話噛み合ってねェよな』 『つか、ストッパーは?』 『川島くんなら、風邪で今日は休みだよ?』 岬たちの互いに話の噛み合わない会話を聞いていたクラスメートたちは困惑を表した 『えっ… マジ?』 『うん。だから、今日はストッパーいないよ?二年は今日、校外学習でいないし‥』 「「「………………」」」 その言葉にクラスメートたちは無言。ストッパーがいないなら、彼の暴走を止める者はいない。ならば・・・ 『平穏に過ごしたければ関わるな』 クラスメート全員の頭にインプットされた。 .
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1383人が本棚に入れています
本棚に追加