2.『まじない』と『呪い』は紙一重 -

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「まったく、冗談に決まっているでしょう?本気にしないで下さい」 「すみません。冗談に聞こえなかったんですけど…(泣)」 という三笠の言葉にクラスメートたちがひたすら頷いていたことは言うまでもない 「…はぁ、三笠くんの探しているペンダントのことですが‥ ポケットをよく見たらどうです?」 「えっ… うそ!?」 岬に言われ、ポケットを探ると確かにあった‥。 さすが、霧島くんっっ 「うそっ?!凄いよーっ!!ありがとー♪だけど、なんでわかったの?」 「…………知りたいですか?発狂しないなら教えても構いませんが」 じっ…と意味ありげな視線を三笠の後ろに向ける岬に、 「い… い゙やっ!やっぱりいいです!知りたくないですっっ!!!」 自分の背後に何がいるんだと青ざめる三笠は首をぶんぶん振り、即答で言った。 .
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