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「そう… 僕は鏡。嘘偽りなしの真実しか話すことができません…
白雪姫は実は初等部5年まで、おねし「しゃぁぁろぅぅぅぷぅっっ!!!黙れっ!!このエセ鏡っっ!!!テメェっ なぁに、暴露してくれてんだよ!?」
「え?だって、ほら鏡ですから」
しれっとした表情で、棒読みで語りだした鏡に白雪は今にも殴り掛かりそうだ。
『お、おね…【ヘブッ!】な、なにするんですか!?白雪姫っ』
突然、白雪にブン殴られ頬を抑えるナレーターは… 恨みがましく睨む
――‥が、白雪もとい会長の鋭い眼光にはやはり敵わない。
『え、えっと…
鏡もちゃんとやってくれないとっ!』
ナレーターは鏡に視線を向けるが、
・
「鏡という役を演じきるために頑張って練習に励んでるのに、劇は適当にやれと?」
『そ、そうだよ!!頑張って与えられた役を演じ切ろうと励んでくれてるのに、俺は…っ』
ナレーター何故か感涙。
「そうですよ。僕はこうやって真実の鏡になるために演技に励んでるんです…
嘘偽りなしの真実…
白雪は実は中等部までクマのぬいぐるみを抱いて寝ないと寝つけなか「かがみぃぃぃ゙ぃいぃ!!!」
「はい、何でしょう?
下半身ユルユル男漁り貞操なしの万年発情期の白雪姫…」
しれっと無表情で応える鏡に白雪は怒りと羞恥で顔が真っ赤。
「…か、会長が……!?」
「う、嘘っ;」
告げられた言葉にア然と吃驚する周囲、
そして
「鏡は嘘は言いません。」
しれっと応える鏡。
怒り狂う白雪姫は顔を真っ赤。全てがめちゃくちゃだった。
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