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―バンッ!!!!
「起きろ!霧島」
扉を壊す勢いで部屋に入ってきた川島に、バシッと頭を叩かれ、岬は渋々起きる
………が、
川島がほんのちょっと目を離した隙に、うと‥っ と岬の瞼が再び下りようとしていた。
「あ、こら!寝るな!!!」
毎度のことに川島は溜め息つき、岬の肩を揺さぶる…
-岬は本当に寝起きが悪かった。寝起きの悪い岬を起こそうとする川島の朝からの苦戦も、既に日常茶飯事のことになりつつある。
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