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どうやら道はあっていたようで無事に目的のアパートへとたどり着くことが出来た
途中の道は両脇に桜が植えられていて覚えやすい道だったのでもう地図無しでも駅には行けるだろう
「さて、新しい我が家に行くとしますかね。」
大家さんへの挨拶も済ませたオレは、オレの家となるアパートの二階端にある部屋へと向かった
二階に向かう階段は、初めての都会で疲れきったオレにはとてつもなく辛い道のりだったが、早く部屋で寝たいという思いだけでそこは乗り切った
「なん・・・だと・・・?」
部屋に着くとオレはあまりのことに驚愕した
先に送っていた家具類がきちんとダンボールから出され、誰かが暮らしていたのではと思わせるほど綺麗に片付けられた部屋だった
「都会の引っ越し会社は伊達じゃない・・・」
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