第一章『第一話』

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司会 「レディィィィィィィィス!アァァンド、ジェントルメェェン!!」 とある町外れ、そこには… 司会 「遂に!年に一回!剣魂一擲、剣術大会も…けッッッしょうになりましたァァ!!」 巨大なリングに、観客達が囲み… 観客 「オォォォォォォォォォ!!!!!!!!」 観客達は荒れ狂い…『始めろ!始めろ!』と叫び 野郎 「おい!肩がぶつかったぞ」 野郎 「そこでボーっと突っ立ってる。テメーが悪いだろぉ」 野郎共は、些細な事で乱闘を始め…… 女性 「そこ!私の席よ。何、座ってんのォォ!!」 女性 「空いてたから、座ったの…悪いッッ」 女性達は、つまらん事で口論を始めた… 司会 「…おいおい。皆さぁん落ち着いて。こりゃあ、紳士と淑女じゃなくて、野蛮なバーバリアンだな。ハッハッハッハッハッ」 司会は、別に慌てる事も無く進行している ??? 「おい司会! 何、呑気にしている」 司会が立つ、リングの上に一人の男が上がってきた… 司会 「これはこれは…そんなに、目くじら立てて…どうしました? ボーグガン選手」 ボーグガンと呼ばれた男、体中に傷…いや、歴戦の勲章が刻まれた大柄な戦士。しかし、その背中には逃げ傷は全くなし ボーグガン 「立てて当然だ。一体、何時間掛かっている。何時になったら、俺の対戦相手はやってくるんだ…」 司会 「まあまあ…今、スタッフが迎えに行ってますから」
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