第一章『第一話』

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そんな修羅場の中…剣士は、動揺もせず 剣士 「おいおい、なんでお酌させないか…知ってる?」 剣士の問いに女性達は、口論を止め…… 女性達 「…………ど、どうしてですか?」 剣士 「決まってんだろ?皆、平等じゃねえと 傷つくじゃねえか………」 女性 「もしかして、私達の為に…」 剣士 「……それもそうだけど一番に傷つくのは、お酌してもらった本人だよ」 その言葉に皆は、我に返った! 女性 「わ、私達の口論で……」 剣士 「そうさ、みんなが…そんな事で喧嘩になって、キズモノになったら…どうすんだい?一番に悲しむのは、お酌してもらった本人さ…」 女性 「……」 剣士 「…おいおい。みんな揃って、しけた顔しなさんな。可愛い娘ちゃん達には、笑顔が一番さ それこそ、最上の酒の肴だよ」 女性達は、悲しい顔から… 女性達 「はいっ」 皆、笑顔に変わった!
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