第二章 恋の予感

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私は昨日、お母さんとお父さんに叱られた。 その間お兄ちゃんもずっとそばにいてくれて… ちょっとだけシスコンなお兄ちゃんもいいかな…? って思った。 「いってきます!」 私は扉に手をかけて、学校に向かおうとする。 今日は昨日とは違い、晴天の青空がひろがっていた。 「ちょっと待ってくれよ!沙希!また俺をおいてく気か…ってあれ?」 私はお兄ちゃんを避けずに扉に手をかけて、むしろお兄ちゃんを待っていた。
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