第二章 恋の予感

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「へ?べ、別に何にもないよ」 私がそういうとお兄ちゃんは私の目をじーっとみてきた。 「沙希…嘘はいけないぞ?お兄ちゃんは嘘は嫌いだな…」 私は一瞬ギクッとした。 昔からお兄ちゃんには私は嘘をつけない。 お兄ちゃんがいうには、私が嘘をつくとき、必ず目が泳ぐらしく、すぐわかってしまうようで… 「私を疑うのお兄ちゃん!?」 私は必死に秘密を隠した。 お兄ちゃんにブラコンと思われるのが嫌なの!なんていったら、お兄ちゃんを傷つけかねないしね…
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