第二章 恋の予感

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「そうか…もしなんかあったらいつでもお兄ちゃんに相談するんだぞ?」 お兄ちゃんはそういって頭をポンポンと叩いてくる。 「だから、体に触らないで!」 私は立ち上がって朝同様に大切な場所を蹴り飛ばした。 「沙希…本日二回目だ…ぞ…。」 お兄ちゃんは力なく、ベンチから崩れ落ちた。 「もう知らないからね!」 私はそういうと教室をあとにした。
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