第二章 恋の予感

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「いやぁ…部長に頼まれたものですから…」 「あらあら…一年生はたいへんねぇ…」 先生はそういうと、机の引き出しを開けてなにやらゴソゴソしだしたわけで、少し待っていると、大量の紙が束ねられたものを机上に置いた。 「ふぅ…これを持っていってほしいんだけど…大丈夫?」 「はい…」 私はその大量の紙の束を力一杯持ち上げ、「失礼しました」といって職員室を出たわけですが…この紙の束が重いのなんの… 今日はついてないや… 私がそう思いながら歩いていると、何かにつまずいてこけてしまった。
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