信じるということ。

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信じる。 これができなきゃ、 始まらない生活が すべての人達に ある気がするんだ。 信じることは 恐怖かもしれない。 綺麗事かもしれない。 でも、あたしは信じたい。 人を、自分を、 信じたいんだ。 優しくなれるように。 穏やかな時間。 走る車の音。 流れてゆく音楽。 生きているからこそ、 感じられるもの。 人を信じて、裏切られて、 それでも、あたしは 人間でいたい。 だから、 復讐だとか考えるのは やめたの。 何も産まれないから。 誰かを、 苦しませてしまうから。 信じてるよ。 自分を。 人生の岐路に立つときに、 恐れてばかりじゃ いられないから。 信じてるよ。 あなたを。 いつまでも友達で いてほしい。 君はあたしの大事な、 理解者だから。 どんなに遠くにいても、 それは、変わらない。 そうだよね? 優しい風が吹くよ。 きっと、春は もうすぐ来るから。 あなたも信じていて。 あたし達は、 どんなことがあっても、 愛すべき存在だって。 忘れないで。 あたしはここにいること。 あなたもここにいること。
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