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「え!?なんでや!」
昼休憩に次の古典の授業にでると俺が言ったらやっと学校に来たタケルが驚いたのか関西弁で叫ぶ。
こいつ今は関西弁がブームらしく最近ずっと関西弁で話してる。
可愛い顔してこういう変なノリがタケルのモテる要素でもあるんだろう。
「なんでって賭に勝つためにはまずは真面目に授業にでなきゃだめだろ!」
「賭賭って賭ばっかりしてたらバカになるぞ、お前ら。」
何故かフランスパンを食っている竜二が俺達をバカをみるような目で見つめる。
「竜二……お前ちょっと好きな奴ができたからって調子に……つうかなんでフランスパン?!」
「美味いだろうがバカ者!!」
「だから太るんだよ!この金髪バカ!」
金髪で大食いで俺らのだれよりも体つきがいい竜二。
なのに優しくて甘いものでもなんでも胃袋におさめちまうもんだから、女の子には強面のマスコットみたいだといわれている。
「オレのは筋肉だ!」
「まあまあ、なんでもいーじゃん!たまには古典くらい真面目に受けようぜ!いこーぜ。」
俺と竜二の言い合いを大翔が一言で終わらせ、さぼりたいと駄々をこねるタケルもつれて俺達は屋上から教室へとむかった。
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