3章

2/2
前へ
/12ページ
次へ
荻野 「前回は僕ばかりしゃべってしまって申し訳ありませんでした。なので今回はマオさんに配慮しようと思います」 マオ 「そ、そんなに気を使わなくても大じょ―― 荻野 「では、《神月 椎名》さ~ん」 神月 「…………」 マオ 「お、荻野君。この子は?」 荻野 「現在非公開の作品に出た遠山くんのクラスメイトですよ」 マオ 「そ、そうなんだ。よろしくね、えっと、椎名ちゃん」 神月 「ミトコンドリア!!」 マオ 「ミトコンドリア!?」 神月 「で、マロさんは私に用事でもあるの?」 マオ 「スルーなの!? それに私の名前にはR付かないよ!!」 荻野 「あぁ、言い忘れてたけど椎名ちゃんは度が過ぎた天然なんだよ。まぁ、ちょっと天然で狂っちゃてる果林さんのが実害でちゃうから出番がなくなっちゃってね―― マオ 「もしかして、荻野君は椎名ちゃんの相手が面倒だから私に押し付けてたかっ―― 荻野 「じゃあマオさんよろしくね」 マオ 「ちょっと、ま、待って!!」
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

75人が本棚に入れています
本棚に追加