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無言のまま…
私の上に重なろうとする…
『やめて。今、お腹が痛いの。赤ちゃんが心配なの。ねっ?』
必死に抵抗する私。
でも、いつもと様子が違う…恐い…恐いけど、声が出ない。
でも、必死に抵抗…お腹をかばいながら。
力が段々強くなり、敵わない…泣きながら、『やめて…』とお願いする…
パジャマのボタンがはじけた…
そして、生地の裂ける音がする…
何故か、急に力が入らない…いや、怖くて身体が動かないのだ…
無理矢理抱こうとする男…旦那なのに…赤ちゃんの父親なのに…
涙が止まらなく、時間だけが過ぎて行く…
本当ならば幸せな時間で無ければいけない…ベッドの上で。
私は…
犯された…
苦痛と悲しみ…
ベッドの上に残した最後の記憶…
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