始まりじゃなイカ?

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栄子「謎のハガキの送り主は…これが目的なのか?」 早苗「謎を解くカギは栄子の家に届いた荷物ね…」 栄子「あ,あぁ」 栄子は荷物をリビングの中央に持ってきた。 栄子「あ,開けるぞ」 イカ娘「ゲソ…」 パカッ… 栄子「!」 吾郎「これは…」 中身はビデオデッキとビデオテープだった。 タケル「なにこれ?」 渚「ビデオ…テー…プ?」 栄子「古い品だな…。ご丁寧にビデオデッキまで入ってる…」 早苗「絶対見ろってことかしら?」 イカ娘「なんだかかっこいい機械じゃなイカ?」 イカ娘は目をキラキラ輝かせている。 栄子「…これは兵器的なものじゃないからな?」 イカ娘「わ,わかってるでゲソ」 栄子はビデオデッキをテレビにセットすると恐る恐るテープを中に入れる。 ウィーンガション! イカ娘「お…おぉぉおお!」 栄子「興奮すんな!」 早苗「イカちゃんが興奮するのもわかってあげて栄子。この再生は緊張するわ」 栄子「いやコイツの場合はそこじゃねぇ。まぁいいや…それじゃ…押すぞ?」 栄子が周りを見渡しみんなの目をみる。 みな目が合うと無言で頷いた。 ピッ 吾郎「押した…」 渚「押しましたね」 タケル「…ゴクリ」 そして 映像が映る。 磯崎『ようお前ら』 栄子「てめぇぇえええええかぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!💢💢💢💢💢💢」 バリ――――ン!!! 栄子はテレビの画面を殴り粉砕した。
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