ノットビコーズ

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シンは不思議な人だった。 家出少女だった私を拾ってくれたのはシンだった。 あの日、私はとある海岸で泣いていた。 「…なんでかな。」 なんで、こうなっちゃったんだろう。 私の世界が変わってしまったたのは、父が死んでからだった。 母は色々な男の人と遊ぶようになって、そのうちの一人と結婚した。 その人は…私を殴った。 よくある話。 昼ドラにもならない私の不幸。 「何してるの?」
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