9/22 PM9:00 山岡 圭介

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僕は 人々の間をすり抜けながらなんとか最後尾の車両までたどり着いた。 ふう~ ここまで これば少しの間時間を稼げるよな… 次の駅まで約5分… それまで耐えれば… しかし 奴等の進行は思った以上に早かった。 1分もすると悲鳴がかなり近づいてきていた。 何か武器になるものはなかったけ… 急いで僕はリュックを下ろしリュックの中を探った。 えっーと… 筆箱と参考書にノート三冊… 筆箱の中を覗いて見ると シャープペンシル、消しゴム、定規、シャープペンシルの芯、ボールペン…… …………。 さて…どうする… まあまだ ボールペンとシャープペンシルならなんかに使えそうだよな… と僕は ボールペンとシャープペンシルをズボンのポケットに突っ込んだ。
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