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「誰もいないのかな
何かトネさんから旅行行くとか聞いてませんか?」
「い~やそんな話は聞いてないなぁ」
僕は
試しに横に戸を引っ張ってみた。
ガラガラガラー
「あれ鍵かかってないですよ…」
しかも戸を開けた瞬間妙な匂いが鼻をついた。
なんだ!?
この匂い…
「た、田中さんなんですかこの匂い!?」
「わからんがホントにクマかもしれないな…」
そう田中さんが玄関を見ながら言った。
玄関を見てみると
血があちらこちらに飛び散っていた。
「ススムくん
その腰に着けてるの飾りじゃないよな…?」
田中さんが遠回しに拳銃を準備しろと要求してきた。
僕は言われるがまま
さっと拳銃を取り出した。
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