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「“戦いごっこ”って言えば、児童クラブの先生に叱られないと、いつもさせていたらしいよ。
雅夫くんは、剛くんが怖くて、パパに本気で飛びかかり、パパは年下の子に本気は出せずに・・・。
唇を切り、目の下に爪を入れられて、大きな切り傷を作った。
先生が驚いて飛んできたときには、顔が腫れてあざだらけ・・・。
・・・仕事を終えて家に帰ったばぁちゃんは、それはびっくりしたもんだ。
パパは何もいわずに、じっと、だまったままで。
そしたら、児童クラブの先生から電話がかかってきて、ようやく何があったのか、知ったんだよ。
じぃちゃんは泊りがけの仕事でいなかったから・・・。
ばぁちゃんは、心を鬼にして、小さいパパに言ったんだ。」
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