新章

2/12
前へ
/97ページ
次へ
大輔と奇跡的な再会を果たした直樹は偶然の直撃の後 気絶した。直樹を亀さんと斎藤が家まで送り届けたのだったッ!。 そして数時間後 ベッドで目を覚ました直樹は 目の前に大輔がいて 助けてやれなかった自分に苛立ちを感じていた。 くそッ!大輔と緑タイツに気をとられていて他にも 敵がいた事に気付かなかった。 後ろから不意打ちをしてくるとは、さすが悪の組織。 卑怯だぜ… 直樹は斎藤のせいで余計なダメージを受けた事を知らない。 後ろからコッソリ近づいてきた何者かに殴られた と思っているのだ。 「大輔…必ず助けてやるからな‥。だが洗脳をとく方法があるのだろうか…。」 考えているとメール着信音が響いた。ケータイを開くと秋山 からだった。 内容はボーリングのタダ券が手に入ったから 明日行こうとの事。 しばらく考えて OKと返した。 「よしっ!行くかボーリング。」そう呟いて再び就寝につく直樹だった。 赤タイツ部隊が壊滅した次の日 日本の何処かにあると言われている気がする 渋谷区の雑居ビルの3階にある 秘密結社シャッター総本部に シャッターの首領の姿があったッ! 「ああ~働いたわ~。」椅子に深く座り壁時計をみる首領。「お疲れ様です。」ねぎらいの言葉をかける緑タイツ。 胸には盗撮と書かれている。
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加