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4人がそう思っていると、ホールの壇上に誰かが上がっていくと、会場が段々静かになっていき、さっきまでうるさかった会場が静かになった。
??「新入生の諸君入学おめでとう。私はこの学園の学園長、アルバート・クライストである。」
この国の国王でありクライスト学園の学園長が話し始めた。
そして長い長い学園長の話が始まった。
永翔「学園長ってやっぱりどこの学校も話長いんだな…」
政人「もう20分も話し続けているよな…」
葵「もうそろそろおわるんじゃない~?」
優奈「ぁ、終わりそうだよ!」
優奈がそう言うと校長の話が数秒止まり、また話し始めた。
生徒達(まだ話すのか!?)
生徒の顔はまだ話すのかと言わんばかりの疲れきった顔である
学園長「そして最後に…生徒諸君も知ってのとおり数年前国には、グレス・ディ・メナス。
別名「忘却の黒龍」言う名の首が3本あり目が6つある黒龍の影響で国が滅ぼされかけた。
忘却の黒龍に襲われた街は完全に滅びを迎える。
そのため、この国の民衆の誰もがこの国の終焉を迎えると思っていた。
そんな時、一人の戦士が現れた。
この国には昔から嵐の龍を祀っている。
その者は嵐を巧みに使い闘い始めた。
そのことから、その者が嵐龍から送られてきた使者に見えたということで、人々は嵐の使者と呼んだ。
嵐の使者はモンスターと一対一で戦い、激戦の末~グレス・ディ・メナスを封印することに成功した。
闘い終えた後、嵐の使者は何も言わず消え去ってしまった。
君達には嵐の使者のように勇敢に、そして強くなって貰えるようになってもらいたい私は思う。」
生徒一人一人が学園長の最後の言葉を胸にしまいながら、やっと終わったという雰囲気で疲れ果てている。
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