身体測定

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静流「時任永翔君ね。こっちに来て、クライストカードを渡して、ここに手を置いて魔力値を計測するわよ。」 青い光の画面がある機械みたいな物の画面に手をつけた。 静流「1000ねぇ……。」 永翔「どうしたんですか?」 静流が今まで見せた事のない険しい表情だったので聞いてみた。 静流「正直に言うわね。この魔力値は貴方の同年代の平均の1/5しかないの。」 永翔「つまり少なすぎるってことですか?」 静流「そうよ。確か永翔君は無属性しか使えないのよね?」 永翔「はい、俺は無属性しか使えません」 静流「これだと、無属性の身体強化もそんなに持たないわね。」 永翔「そうですね。無属性で使える唯一の戦闘に使える魔法なので使えますが、一時間程度で使えなくなりますね。」 静流「(一時間!?いくらこの魔力値だからって、そんなに早くなくなるはずは無いはずよ)」 平然としているが心の中で驚いた。
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