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永翔は壁に掛けてあった学生服を着ると部屋を出た。
永翔の住んでいる家は二階建で二階に永翔の部屋がある。
階段を下りて行くと永翔の家族が朝食を食べている。
??「やっと起きてきた。朝位ちゃんと起きれるようにしなさい」
朝から説教してくるこの女性は俺の母親だ。
名前は時任恵(けい)なかなかの美人で、髪が長く茶色でスタイルも良い、瞳は黒、身長も俺と同じくらいだ。
若いころはかなりもてていたらしい。
だけど今は…。
ちなみに母親は近くの料理屋で昼から夕方まで働いてる。
永翔「はぁ…」
恵「溜息ついてないで、早くご飯食べちゃいなさい。」
俺はダイニングテーブルの俺の朝食が置いてあるイスに歩いていき、イスに座ると正面に居た少年が話しかけてた。
??「兄貴さ大切な日の前の日くらい早く寝ろよな」
俺を兄貴と呼んで生意気な口を聞くのは俺の弟の、時任陸(りく)だ。
年は俺の2個下の13歳。
陸は魔法に優れていて、俺の前まで通っていた学校の学年では、ずばぬけて勉強が出来、学年で一番魔法を習得している。
いわば天才だ。
顔は俺と同じくらい美形だ。
いあ俺のほうが少しカッコイイと思う。身長は俺より低めで、髪と瞳の色は俺と一緒の黒だ。
短髪をしていて、いかにも勉強できますよっていう眼鏡をかけている。
永翔「昨日は学園の入学式前日で寝れなかったんだよ!」
陸「だからってAM4時くらいまで起きている事はないだろ…」
何故陸が俺がAM4時まで起きている事を知っているからというと、同じ部屋だかだ。
ちなみに二段ベットの下は陸のベットだ。
恵「だから、最低でも3日くらい前からは夜更かししないで、夜に寝なさいって言ったじゃないー。」
??「いったじゃないー」
俺の隣に居て今しゃべったのは俺の妹の時任唯(ゆい)だ。
年は9歳で弟と同じ学校に通っている。
瞳は黒、髪の色は栗色で、髪はセミロングで横に縛っている。
今は誰かの真似するのがとても好きらしい。
まぁ可愛い妹だ。
永翔「本当に今ではそう思います。」
そんな会話をして急いで朝食を食べて、前日に用意していた荷物を部屋に取りに戻り、家を出る。
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