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ナギサ『エリン…ビクトールは落ち着いたよ。とりあえず説明しとくね?』
ナギサは異世界の事以外を包み隠さず説明した。エリンは涙をこらえて最後まで話を聞いていた。あ、ちなみに指輪は服の中に隠れてるから見えないよ♪残念♪
エリン「じ……女王…に…そんな…グス…過去がぁぁ…ヒック」
ナギサ『うん。だからしっかり支えてあげてね?オレは人間だから無理だし、もう移動しようと思ってるしね』
それを聞いてエリンがマスオさんばりに「ぇええ!?」と言っていたのには驚いた。
エリン「貴方は恩人です!!是非もう少しここに止まっては頂けませんか!?」
どうやら尊敬に値する人間と判断したのか、口調が変わった。しかし、ここに止まりたいとも思ったがやっぱり別の所も見たかった。
ナギサ『だが断る!!』
エリン「ええ~!?いて下さいよ!!そして………今夜どうですか?」
ん?
今夜?
理解が一瞬追いつかなかったがエルフの女性は平然とこうゆうのを言えるようだ。しかし
ナギサ『………人間相手に発情ってどうかと思いますよ?…それにまだ初めてですのでお断りします』
じと目&哀れみの目でエリンを見て、口調を接待用に戻した。距離をおきたいと思ったからだ。
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