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「斎藤組長に…?」
「はい!斎藤さんは生き延びてるはずなので。皆さんの無事や、土方さんの最期を伝えなくては!」
それが、生き残った沖田が信じた自分の使命…
それを聞いていた藤堂が言った。
「何か…困った事があったら僕の所に来て…何時でも助けになるから。」
―――――――――――
二人と別れ、無事握り飯を手に入れると沖田はまた歩き始めた。
仲間の存在が、こんなにも自分の支えになるのか…と改めて感じていた。
本当に斎藤が生きているという確証は何処にも無いし、無事斎藤に会い皆の話を伝えたとして…
その後の自分の身の振り方など全く考えて居ない。
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