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西川はオタクだが俺とは対をなす存在だ。
俺はもともとはロボットアニメオタクである。
萌え系アニメやギャルゲー等はここ2、3年でハマったものだ。
そして、BL系を何よりも嫌う……別に同性愛を否定するわけじゃない。
俺が嫌いなのは、それにハアハアしている腐女子共だ!
一方、西川は普通のアニメ等も見るがやはり、大好物はBLで美形の男子が二人いると、
すぐに良からぬ妄想をするのだ。
そして奴はロボットアニメが大嫌いである。
最近の美形主人公がでるやつはいいらしいが、一昔前のものはガキっぽくて嫌いらしい。
西川「BLのよさが、わからないなんて人間のクズですね!」
鳴海「殴っていいかな、この子? 後輩で女の子だけど、殴っていいかな?」
西川「同じオタク仲間に、暴力ですか……酷いです」
仲間だと?
鳴海「お前と一緒にすんな! 俺は腐ってねー!」
西川「私のどこが腐ってるんですか!?」
鳴海「腐ってる女子だからだよ! だから腐女子っつーんだ! バーカ!」
これには流石に怒ったのか西川は俺に詰め寄り、
西川「いくら、先輩でも言っていい事と悪い事がありますよ!」
生意気な後輩め………
鳴海「決着をつけようか、お嬢ちゃん?」
西川「臨むところです…」
俺と西川が睨み合っていると
?「いい加減にしなさい!二人共、部活動の邪魔よ!」
また新キャラかよ………
作者のヤローちゃんと考えて出してんのか?
西川「すいません……部長」
西川は素直に謝り、引き下がった。
西川「桐島先輩…この決着はいずれ…覚えてやがれです」
一発ドツいたろか? このガキ…
鳴海「部長……あなたの説明はめんどくさいんで省略していいですかね?」
?「私がそれで納得すると思う?」
鳴海「…しませんよね」
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