クーデレとツンデレは似て非なるデレ

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いきなり現れたその男は梓の拳を掴み、怠そうにリビングへ入っていった 「毎度毎度お疲れ様。兄貴」 梓の鉄拳を止めたのは俺と梓の兄貴。橘 亨(タチバナ トオル)17歳高3。梓の兄貴と言っても2人は双子の兄妹という超ギャルゲ設定 俺達は親元離れてここに3人で暮らしてる。 「梓はそのキッチリした性格は直んねェのか?」 兄貴が梓に3万5千回目の全く同じ質問を口にした 「…………いや。私キッチリしてないと何かダメなんだ…。 時間にルーズな奴とか焼いて煮て蒸して切り裂いて殴ってたたき付けて殺したくなるんだ」 ようするに拷問ですね。分かります 「おい今失礼な事考えてたろ」 うわ。出たよ……。絶対いるよね。小説の主人公ラインの人の中には絶対読心術使える人いるよね。 小説って何でもありだから まァ良いか。今は朝ごはんでも食べよう 「いただきま~す」 「あ。無視したな」
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