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楓に引っ張られて3分くらいすると玄関的な所に連れてこられた。そこには俺の班の奴らが立ってた
「よッ。遅ェなァ。もしかして楓ちゃんとチョメチョメしてたんじゃねェの?」
この言葉を聞いた楓は顔をどんどん真っ赤にしていく。いや、その反応は勘違いされるだろ
「んな訳ねェだろ。やるならもっと愛想のある娘にするわ」
「悪かったわね!愛想がなくて!!この童貞が!!!」
「何で知ってんねん」
「え?ヤッた事ないのか?じゃあ初めては私だね~」
聞こえない。聞こえない。何も聞こえない
「皆さん。他の班の方達はもうすでに出発されています。我々も出発しないと優勝を逃してしまいますよ」
とユリがずいっと顔を近づけながら言ってくる。そして俺は、優勝という言葉に耳を傾ける
「……優勝とは?」
「優勝とは。森の中にある問題を解き、それをここの体育館にいる館長の元まで先に持ってきた班が優勝というカタチです。ちなみに優勝賞品は……」
「優勝賞品は………?」
「アニメキャラの際どい写メです」
「よっしゃぁ!野郎ども!出港だァァァァァ!」
この際、何で優勝賞品がアニメキャラの写メとか気にしないぞおらぁ!!
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