33人が本棚に入れています
本棚に追加
最初に『やみ』があった。
『やみ』は寂しさの中で苦しみ、
『なみだ』を流した。
その『なみだ』から
『剣』と『たて』の兄弟が生まれたが、
『剣』と『たて』は対抗心から
七日七晩戦い続けた。
『剣』は『たて』を切り裂き、
『たて』の欠片は大地となった。
『たて』は『剣』を砕き、
『剣』の欠片は空となった。
また、戦いで生じた火花は星となり、
『剣』と『たて』を飾っていた
27の宝石が『27の真の紋章』となって
世界が動きはじめた。
最初のコメントを投稿しよう!