第一章・・・消えた国

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-洞穴 ? -紋章 ? -命 ?・・・無駄 ? 「陛下も陛下だ、真の紋章は宿した者に 呪いをあたえるってのに、きやすく わしにおしつけおって・・・ まあ、かわりに貴様に宿してもらうから 心配はいらんがなっ!ふははははははは」 「っ ! ?」 シエルは、次々としらされる真相に おいつけていなかった。 なにがなんだかわからず、ただ驚くこと しかできない 「わけが・・・わからない・・」 「あ ? いいんだよ。わからなくて わかったところで貴様にはどーしよう もできないんだからなぁっ! 貴様は、この紋章をだまって宿せやー いいのだよ」 そういって男は満足そうな、また 憎たらしい表情で目の前の岩のような 石版を眺めた。
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