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どう見ても高校生ぐらいにしか見えない、背が低く童顔で黒髪な女性はお酒をあびるように飲んでいた。
その姿は豪快で、見ているこちらまでもがスカッとするようだった。
勇弥は、静かに立ち上がると彼女の元へスタスタ歩いて行く。
勇弥に気づいた彼女は、お酒を飲むのをやめ、何事かと勇弥を凝視する。
「お久しぶりね、美恵子。何年ぶりかしら?」
低音ボイスとは裏腹なお姉言葉。
彼女の名前は鈴木美恵子。
社会人となっていながらも、全く色気が感じられない幼女体型の女だ。
むしろ勇弥のほうが、色気を感じる。
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