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暗いお城で開かれた
一人きりで始まるお茶会
籠の中の小鳥さん
あなた､私と踊りましょ
(lalala…)
休むこともなく
(lalala…)
手をたたく
(lalala…)
終わることのない 秘密のｶﾙﾆﾊﾞﾙ
かごめよかごめ お菓子はいかが?
赤色と青色の飴
お菓子の家に出口はないよ
ｼﾘｱｽな声でこう囁く｢鏡よ､鏡｣
世界で誰よりも
ｲﾀｽﾞﾗ好きなのは誰ですか?
｢それはあなたです｣と
映る私が笑う
(私はあなた あなたはだぁれ?)
ｷﾗｷﾗと割れる誰かの笑顔
(あなたは私 私はだぁれ?)
心に刺さる ｴｺﾞｲｽﾞﾑ
(lalala…)
(誰にも内緒よ lalala…)
始まり、お終い
あなたが残したﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄは何処?
どこ?何処?ﾄﾞｺなの
空っぽのくつした
誰が殺し 誰がなる?
誰が鳴らすか 鐘の音を
｢それは私よ｣誰かの声が響く…
円卓を囲むのは 可哀相なｺﾏﾄﾞﾘで
優しく抱き締めて 抱えあげ
握り締め
零れだす 愉悦の笑み
中身をくり貫いた ｶﾎﾞﾁｬのﾌｪｲｽ
ﾏﾈｷﾝだらけで 踊れやしない!
あなたと私､籠の中
あなたも私 ﾁ･ｸﾞ･ﾊ･ｸﾞ
ねじが動きを止め
動くことのないｵｰﾄﾏﾀ
虚実に苛まれ
そして誰もが消える…
ﾋﾄﾞｲ世界で 私と踊りましょ
生きてるﾌﾘをした ｸｯｸﾛﾋﾞﾝ
お菓子のお城には
壊れた魔女がひとり
(私はわたし あなたはだぁれ?)
壁にまでかかる赤い絨毯
(私はあなた あなたはだぁれ?)
お人形あそびつまらない
(あなたは私 私はだぁれ?)
月夜に輝く ｼﾞｬｯｸﾗﾝﾀﾝ
(私は私 あなたは邪魔)
お次のお相手は 誰かしら
｢踊りましょう･･･?｣
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