お品書き

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 こ、ここ、これは、イヒ、イヒヒヒヒ。   「アハハハハハ、チャーンス」    こんな男子中学生の夢が全て詰まったような銃を簡単に息子に送るなんて……さてはうちの両親は。   「親バカだな?」   『お前がバカだよ』    ん? 今誰かのツッコミがあったような気がまぁいいか、説明書ぉーの続きでも読みますか!   『このラブゲッ銃、最大の特徴は擬人化です』    萌えて、燃えてきたぁぁぁ!   『燃えてきた所で注意点を一つ、このラブゲッ銃なんでもかんでも擬人化が可能な訳では有りません。その対象は一つです』    条件付きかぁ……まっ、それでもいいもんねぇー、可愛い女の子ぉーが手に入るーイェス!   『それは』    それは?   『そ・れ・はぁーん』    それは? って、何だ二枚目突入かよ。  どれどれ、その対象とやらはなんじゃろなぁーっと。     『調味料です』    その時、確実に世界は凍った。
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