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「歌いたいんでしょ？踊りたいんでしょ？…このまま辞めたら、後悔するんじゃない？」
「…お母さん」
ぶれていた心に、母の言葉が染み込んでくる。
小さい頃、どんな習い事も飽きて辞めてしまっていた私。
そんな私が、テレビに出ていたアイドルに憧れ、歌うのが好きで、アクターズスクールに入れてもらったのが12歳の時。
両親は今までのように飽きてすぐ辞めるだろう、と思っていたらしい。
でも、fiveの4人に出会って、歌うことが、踊ることが、いつのまにか私に、無くてはならないものになっていた。
…こんなに好きなもの、簡単に捨てられる？
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