15人が本棚に入れています
本棚に追加
滝川さんが部屋を出てすでに1時間以上が経過していた。
「……遅いなぁ」
そういいながらレナは口を尖らせた。
レナがいる部屋の外はだんだん騒がしくなり、慌ただしい様子だった。
「多分…私ここにいたら迷惑だよね…忙しそうだし」
レナはそうつぶやいき、かばんの中からメモ帳とボールペンを取り出した。
そして、メモ帳を一枚ちぎり、帰宅するということと、ドリンクやお菓子へのお礼を書いた。
最初のコメントを投稿しよう!