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「ねぇ恭君」
「ハァハッ………な、何?」
あっどうもーはじめまして?じゃないね!
僕はちょっとお茶目な腐った男子でーすっ☆
どこが腐っているかって?
ふふふっ
そんなの決まっているじゃないか!
「頭の中さ!」
「まず何があったか説明してくれ」
「ついでに言うとまっぴんくに染まっているのさー!」
「人の話聞けゴラァァ!」
「ぴぎゃぁぁあぁ!!」
僕のこめかみ辺りを拳でぐりぐりと雅。
悲鳴にも似た声を力の限り出す。
「痛い!痛いよ雅!ごめん、ホントにごめん!謝ってるから許してぇえぇぇ!!」
「いいよ。その代わり俺の話を最初から最後まで言って」
「えっ……」
「全く聞いてません」
「死刑決定」
雅はにこりと満面の笑みを浮かべ、僕にあれよこれよと乱暴を働く。
「もう止めて!僕のHPは残り0よっ!!」
「よーし、まだまだ余裕みたいだな」
「ギャァァァァアア!!!」
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