きったぞー!

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お、大きい!! 何コレ!本当に学校なの!? つかヤンキーの集まりじゃなかったの!? こんな豪華なんて聞いてないよぉぉ! 「君が池上恭介くん?」 「はい?」 おわっ!い、いつの間に! 僕の目の前には校門があったはずなのに、綺麗なお兄様が立ってらっしゃいました。 受けだね この人が攻めなはずがない!! 「俺は副会長の如月暦です。よろしくお願いします」 「あ、僕は!…ってもう知ってましたね!好きな物は甘い物、嫌いな物は辛い物です! そして出来れば髪触らせてください」 「………はい?」 まずい!言っちゃった! 僕は今更ながら口を手で覆う。 如月先輩が固まって動かないんですけど? どーしましょ!! 「……ハッ!…ど、どうぞ」 「どうもー!」 僕は遠慮せず、如月先輩の髪を触る。 先輩優しいね! 小さい僕のためにしゃがんでくれたんだよぉ!  
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