えぇ、勿論分かってました

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まだ眠たいのか目がとろんとしている可愛い人← しつこい? 大事なことだから! 何故かじぃーと見つめられ、僕は戸惑っている 「あっ!もしかして朝食べた苺ジャムついてる!?」 ふきふきと袖で頬を拭いていると美少年さんはゆっくりと頭を左右に振った。 ん?違うのか ってこんなことしてる場合じゃない! 「申し遅れました!僕、今日転校してきた池上恭介って言います!実は理事長室に行きたいんですけど道が分からないって言うか、人生に迷ったって言うか! とりあえず、場所教えてくださいっ」 「……暦は…」 「暦?……あ、こよみん先輩?何か危なかったんで逃げてきました! だっていきなり気に入ったとか言われたんですよ?僕はホモでもバイでもないですって」 「………聞いてない」 「そうですね、ごめんなさい」 ぼーっとしてるから何考えてるかわかんないや~ どうしますぅ?  
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