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「たくっ…これだから困るんだよ……。おぃ、アン…」
「恭介です」
「……恭介」
「何ですか?」
「無闇にドア開くんじゃねーぞ。部屋に上がって押し倒されて無理矢理犯されるからな」
「…?僕なんかに手出す人は悪趣味なんですね、分かります」
「人の話聞いてたかテメェ……その無自覚どうにかしてくれ」
「ほわぃ?」
そう言うと、聖はわざとらしく溜息を吐き髪を掻き上げる。
その仕草が容姿に似合わず色っぽくて、僕ハァハァ←
「いいか?もし押し倒されたら、まずは相手の鳩尾目がけて拳を振り上げろ。
相手が怯んだら、その隙に股の間に蹴りを食らわせ…」
ちょっ、ちょっと…聖最強!じゃなくて…
「体験談…みたいな」
「ん?よく分かったな」
やっぱり!
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