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学校の帰り道、君が電車に乗って行くのが見えた。
「ごめん、用事思い出した!」
「えー?!」
「急すぎるだろ?!!」
「じゃぁな、キャン、うぱ!」
と言って急いで君が乗った電車に乗る。
(今日もまた会えた…。)
可愛いな、可愛いな。
なんて思いながら君の事をガン見。
ニヤニヤしながら君を見ていると君が俺に話しかけてくれた。
「よくこの電車に乗ってるよね?」
「え、ああうん!」
なんて王道の少女マンガみたいなシチュエーション。
一言二言ぐらい言葉を交わして話しはそれっきり。
君がいつも降りる駅着く。
「じゃあ」
「あ、…うん」
俺に向かって笑顔を見せてくれた。
その笑顔が眩しくて…!
ああぁ、可愛い。
俺の天使…!いや、女神!!
美しいっ!!
何度も今日交わした言葉をリピートする。
その度に口元がニヤける。
回りの視線が痛い。
だが、そんな事は構わない!
一駅降り間違えてしまったのもこの際どうだっていい!!
今日交わした言葉を脳内でリピート再生していればいつの間にか家に着いた。
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