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ここは落ち着く…
いつも親友…いや悪友とだべっていた
ただ何か有るわけでもない
あるのは隣にあるスナックから出たビールビンケースが5つ、そしてドラム缶が2つ
ただのゴミだ
俺はケースに腰をおとす
ニャー
「また来たか…」
この猫は俺らがここにたむろし始めてから寄るようになった
アゴを撫でる
気持ち良さそうだ
コツコツ
足音が聞こえてくる
今、来るとしたらアイツか…
「よう!!今回の運びはどうだったよ」
耳にピアス、神は金色に染めたヤツ…大沢ダイスケ、コイツが俺の悪友かと思うとガックリくる
「ダメだったよ…また都市警察に邪魔された。俺がなんかしたか?」
「ざまぁだな」
「隼人スクラッチβ」
「フゴッ!!??」
コレで街に平和が戻ったか…
「いきなりアゴに頭突きするやつがいるか!?」
頭突きじゃないショルダーアタックだ
とりあえずシカトしておく
「無視かよ!?」
うるさいヤツだ…
だけど心地いい場所だ
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