prologue

3/13
前へ
/13ページ
次へ
つん まるで指でつっつかれたみたいだ 今とってもいい夢を見ていたのに… 少し残念に思いながら私はぱちりと目を覚ました 「おはよ」 私の親友の未音がそう言う 眠たい眼をごしごしと擦りながら私は目を覚ました ふと机をちらと見ると… 『ない!?』 一瞬にして目が覚めた 『ない…っ…な、なんで!?菓子パン食べちゃったの?』 そう、あれは私が起きたら食べようと思っていた菓子パンたちなのだ 私は菓子パンが何より大好き メロンパン、チョココロネ、あんパン…… どれもが机に置いておいたはずなのに… そう悲しくなっていると未音がこう言った 『うん、だって~あんたいつまで経っても起きないんだもん』 だからって酷いっ……
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加