あの日

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次の日 服などをもって病院にむかった 私は、またノックをせずに病室にはいった 「ゆり…」 お母さんは目を覚ましていた 久しぶりに聞いたお母さんの声 3日ぶり…かな 「服とか化粧とか…必要最低限の物はもってきた」 「ありがとう」 「あとちゃんと話してよ、全部」 「何を?」 「ホストの事とか男の人の事とか」 私は母の口から全てを聞きたかった 「智広から聞いたの?」 私は静かに頷いた。 「智広もおしゃべりね」 お母さんはんふふ…と笑った 「笑い事じゃないでしょ」 「そうね、まずは何から聞きたいの」 「話したいことから話せばいいじゃん」 「そうね..」 そしてお母さんは全てを話しはじめた
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