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第Ⅱ章~眞奈美との関係~
それから、半年が過ぎた頃、眞奈美は彼と別れていた。
彼は物凄く束縛男だったらしい。
何処え行くにも報告しなきゃいけなかったらしい。
友達と遊んでいても、決まった時間に電話が来るので、それの為に、早めに遊びをキリ上げて、帰らなければならなかったらしい。
本当に女々しい男だったらしい。
そんなイメージが無いし、友達を幸せにしてくれなかった事に、和馬は少しショックだった。
眞奈美は、毎日夜になると別れたショックで泣いていて、目を腫らして仕事に来ていた。
和馬は、眞奈美を発見したらすぐに呼び止め、明るくなれる様にしていた。
次第に眞奈美も、心を許してくれたのか、前よりも近い接し方になっていた。
そうゆう姿を見ていて、和馬は心を惹かれていったのだ。
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