9人が本棚に入れています
本棚に追加
「……む、もうこんな時間か。そろそろ帰らないと」
時計を見て、そう呟いたルナサ姉さん。
「またコンサートがあるの?」
「うん、今日は花畑でコンサートね……」
花畑か。良さそうな所だなぁと思った。
「コンサート終わったら少しお花摘んできてくれないかな?」
そう聞くと、ルナサ姉さんは少々苦い顔で、
「いや……。そこの管理人は怖い妖怪でね。花を摘んだり踏んだりしたらその瞬間攻撃されるので怖いんだ。ごめんね」
そう言って、謝る姉さん。どんな人が管理してるのかが気になった。
「そ、そうなんだ・・。それじゃ、コンサート頑張ってね。応援してるから」
「ん、ありがと」
そう言って、姉さんは消えていった。
最初のコメントを投稿しよう!